〇「離婚したら親権はどうするの?」
〇「子どもは母親が見るのが当たり前!」
〇「別れた親は会わないほうが子どもは落ち着く…」
関係の行き詰った男女に投げかけられるそんな言葉が 本人たちを傷つけるだけでなく、子どもから親を奪っていきます。
「一方的な親子の引き離しは残酷すぎる!」
「親による子どもの連れ去りは拉致同然だ!」
と、日本の「古い慣習」が国際社会から非難されていることをあなたは知っていますか?
離婚したら、どちらかの親が子どもを見れば良いという単独親権制度を固持している国は、先進国では日本だけになりました。国連も制度の転換を日本に求めています。多くの国では単独親権制度から、離婚や未婚時にも、両親が継続して子育てに携わる共同親権制度へと脱皮を果たしてきました。
子どもが2つの家を行き交うのは当たり前。だって、パパの家もママの家も自分の家だから。 離れても親が子育てするのも当たり前。だって、子どもへの責任と愛情が免除される訳ではないから。
「婚姻中」しか共同親権じゃないなんて不平等だと思いませんか? 2019年11月には法務省は離婚後の養育の在り方の研究会を発足させました。 そして私たちは全国の仲間と、11月22日に単独親権制度は憲法違反だとして国家賠償訴訟を起こしました。 あらためて親権とはいったい何か一緒に考えてみませんか?
「パパかママか」or「パパもママも」 あなたが作っていきたいのはどんな家族ですか?
子どもの監護と養育に関わる全ての人に、子どもファーストの意識改革が求められています。
◆日時2019年12月21日(土)午後3時~5時
◆会場西公民館福山市西町一丁目19番2号
◆参加費500円(資料代)予約不要です。直接会場までおこしください。
◆駐車場無料駐車場がありますが台数に限りがあります。お車の方は事前にご連絡ください。
●基調講和宗像充(むなかたみつる)文筆家・ジャーナリスト 1975年大分県出身、現在は長野県大鹿村在住。登山、環境、人権、平和、家族などををテーマにルポを書く。2007年に人身保護請求によって自身の子どもと引き離される。同じ境遇の親たちと団体を立ち上げると、権利回復の社会運動や当事者からの相談、支援活動を展開。本年11月には現行法制度の矛盾を突き国家賠償訴訟を起こす。
お問合せ親の会TEL090-4653-2825(企画担当佐野浩史)