【プレスリリース】2月16日控訴審 「弁護士が選ぶ弁護士ランキング」1、2位の森元みのり、森公任(現法務省人権擁護委員)の面会交流妨害の違法性を問う本人訴訟

【控訴審第1回期日】2月16日(木)13:30~東京高等裁判所812号法廷

1審で行なわれなかった、森、森元の証人申請を行いました。

私・宗像は、元妻とその代理人が面会交流等を妨害した行為につき、本人訴訟で損害賠償請求を2021年1月に提起しました。2022年9月の一審判決(飯田地方裁判所、前澤利明裁判官)では宗像が一部勝訴しました。その後双方が控訴し、2月16日に第一回控訴審が予定されています。

【事件の概要】2021年1月15日、宗像は、当時15歳の娘との交流を妨害され囲い込まれたことを理由に精神的苦痛を被ったとして、273万円の慰謝料を求めて元妻と再婚相手、その代理人の森公任、森元みのりの両弁護士を、長野地方裁判所飯田支部に提訴した。

森氏らが代理人となった2020年7月から、面会交流中に元妻やその再婚相手が受渡場所に現れて、娘を連れ帰るようになり、その後2020年9月からまったく会えなくなった。その際、森氏らから、「〇〇さん(宗像の娘の名前)にはお会い頂けません」との通知が宗像に届けられていて、宗像は、元妻と再婚相手だけでなく、森氏らの行為も面会交流の妨害として訴えた。その後以後の連絡をしない通知が11月に宗像の元に届いた。また、元妻の再婚相手や森氏らは、面会交流中に父親の宗像が娘についていった行為を「つきまとう」と記載した書面を裁判所に提出しており、宗像はそれについて名誉棄損として、一連の養育権侵害、囲い込みの一環として被害を主張している。

元妻とその再婚相手は、2007年に宗像から娘を引き取った後、宗像の娘を代諾養子縁組によって、元妻の再婚相手の養子にしていた。娘が中学校に入学後、元妻らは代理人とともに進学先を隠し面会交流も短時間になった。面会交流中、元妻の夫が宗像を監視した。

【一審は代理人の違法行為を免罪】一審では、面会交流途絶後に、宗像の元妻夫婦が一切連絡をしなくなったことに対して、元妻夫婦のみに月に1度の面会交流の取り決め1回につき1万円の損害が認められ、信義則上の説明義務違反として計18万円の損害額が課された。ところが、元妻夫婦の代理人で、代理行為の連絡業務に直接従事した森、森元らの違法行為は認定されず、矛盾した内容になっている。

双方が敗訴部分を控訴しているが、被告4人はその後も決定を無視し一切の説明義務違反を怠っているため、宗像の請求する損害額は2022年11月までで573万4700円に積み重なっている。

*宗像は、2019年11月22日に提訴された、共同親権集団訴訟の原告。

*森、森元両弁護士は、家事事件について「国内トップレベル」をホームページでうたう森法律事務所に所属する。「弁護士が選ぶ弁護士ランキング」のそれぞれ2位、同1位であり、森は元東京家庭裁判所調停委員で、現在法務省人権擁護委員。森元みのり弁護士とともに、家事事件に関する著書多数。被告側代理人は森法律事務所の淺見宗市弁護士。